住まいハザード国の公開データで、災害の危険度を調べる

停電は何日続く?電気の備え

大きな災害の停電は、数日から2週間以上続くことがあります。2019年の台風15号では、停電がほぼ解消するまで約280時間(約12日)かかりました。能登半島地震では、通れない場所を除いて停電がほぼ解消したのは約1か月後です。東日本大震災では、岩手県の停電がすべて復旧したのは2011年5月28日でした。少なくとも3日、できれば1週間分の電気を、家族の人数に合わせて備えておくと安心です。

過去の大きな停電は、何日続いたか

災害いちばん多いときの停電復旧まで
東日本大震災(2011年)東北電力の管内で約450万戸26日後も約16万戸が停電。岩手県(約76万戸)がすべて復旧したのは5月28日
北海道胆振東部地震(2018年)約295万戸(北海道のほぼ全域)約50時間で99%が復旧
台風21号(2018年)関西電力の管内で約240万戸約120時間(約5日)で99%が復旧
台風15号(2019年)東京電力の管内で約93万戸約280時間(約12日)で99%が復旧
能登半島地震(2024年)約4万戸約1か月後(1月31日)に、通れない場所を除いてほぼ解消

出典:経済産業省 電力レジリエンスワーキンググループ資料、電力・ガス取引監視等委員会資料(能登半島地震)、消防庁「東日本大震災記録集」、岩手県「東日本大震災津波の被害状況」。「99%が復旧」は電力会社の管内全体の値で、被害が大きい地区はさらに長くかかります。

運営者の体験

岩手の沿岸では、電気が2週間以上戻りませんでした

東日本大震災のとき、運営者の地元(岩手の沿岸)では、電気が2週間以上通りませんでした。震災が起きたのは、まだ寒い3月です。

それ以来、岩手の沿岸ではポータブル電源を車に積んでおく人もいます。家にいられなくなっても、車に電気があれば使い続けられるからです。

電気があれば、たいていのことは何とかなる

家族の人数で選ぶ

家族容量の目安スマホの充電電気毛布(50W)扇風機(30W)
1人約250Wh約13回約4時間約6時間
2〜3人約500Wh約27回約8時間約13時間
4人以上約1,000Wh約57回約17時間約28時間

変換のロスを2割として計算した目安です。スマホ1回の充電は約15Whとしています。

Jackery 240 New(256Wh・リン酸鉄)1人なら

ポータブル電源(小)

どちらにも停電

Jackery 240 New(256Wh・リン酸鉄)

1人暮らしの停電に。スマホを充電し続ければ、明かりも情報も家族との連絡も途切れません。

256Wh。スマホなら約13回分。片手で持てる大きさです。

【停電した人への調査】停電のとき、スマホなどの電源が足りなかった人は32.3%(パナソニック、停電経験者1,000人、2021年)。

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Jackery(中容量)2〜3人なら

ポータブル電源(中)

どちらにも停電

Jackery(中容量)

2〜3人の家族に。スマホの充電に加えて、冬は電気毛布、夏は扇風機を一晩使えます。

512Wh。スマホなら約27回分。車に積んでおけば、家にいられなくなっても使えます。

【能登半島地震】珠洲市では電気が戻らず、家にいた人はスマホを充電するために避難所や学校まで行く必要がありました(マイナビニュース 2024年3月の現地取材)。

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Jackery 1000 New(1070Wh・リン酸鉄)家族で

ポータブル電源(大)

どちらにも停電

Jackery 1000 New(1070Wh・リン酸鉄)

4人以上の家族や、長い停電に。電気毛布や扇風機を家族で使えて、電気ケトルでお湯もわかせます。

1,070Wh。スマホなら約57回分、電気毛布(約50W)なら一晩じゅう使えます。

【運営者の体験】東日本大震災のとき、岩手の沿岸では電気が2週間以上通りませんでした。ポータブル電源がどれだけ大事か、身にしみました。

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停電が長引くなら、ソーラーパネルも

ポータブル電源は、使えば空になります。停電が1週間を超えると、充電できる手段がないと使えなくなります。昼に太陽で充電できれば、毎日使い続けられます。

Jackery ソーラーパネル長い停電に

ソーラーパネル(100W)

どちらにも停電

Jackery ソーラーパネル

停電が長引くと、ポータブル電源も空になります。昼に太陽でためれば、毎日使い続けられます。

2019年の台風15号では、千葉県で停電が2週間以上続いた地域がありました。

【停電した人への調査】自宅に太陽光発電があり停電を経験した人の55.2%が「停電のとき便利だった」と答えています(タイナビ、2018年)。

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気をつけること

自分の家で、浸水が何日続くか調べる

よくある質問

停電は何日くらい続きますか?

大きな災害の停電は、数日から2週間以上続くことがあります。2019年の台風15号では、停電がほぼ解消するまで約280時間(約12日)かかりました。能登半島地震では、通れない場所を除いて停電がほぼ解消したのは約1か月後です。東日本大震災では、岩手県の停電がすべて復旧したのは2011年5月28日でした。少なくとも3日、できれば1週間分の電気を、家族の人数に合わせて備えておくと安心です。

ポータブル電源は何Wh必要ですか?

目安は、1人なら約250Wh、2〜3人なら約500Wh、4人以上なら約1,000Whです。1,000Whあれば、スマホを約57回、電気毛布(約50W)を約17時間使えます(変換のロスを2割として計算)。

冬の停電で、ポータブル電源で暖房は使えますか?

電気ストーブやエアコンは電気を多く使うため、ポータブル電源ではすぐに電池が切れます。電気毛布(1時間に約30〜60W)なら、1,000Whクラスで一晩じゅう使えます。

ソーラーパネルは必要ですか?

停電が長引くと、ポータブル電源も空になります。ソーラーパネルがあれば、昼に充電して毎日使い続けられます。100Wのパネルで晴れた日に充電できる量は、天気や季節、向きで大きく変わります。

ポータブル電源は本当に必要ですか?

停電を経験した人への調査では、32.3%が「スマホなどの電源が足りなかった」と答え、「備えておけばよかった」物の1位はモバイルバッテリーでした(パナソニック、2021年)。スマホが使えれば、避難の情報も家族との連絡も明かりも手に入ります。

ポータブル電源はどこに置けばいい?

家の中の涼しい場所に置き、数か月に一度は充電しておきます。車に積んでおけば、家にいられなくなっても車の中で使えます。夏の車内は高温になるので、メーカーの使える温度を確かめてください。